ライトな物書き♪
日向唯稀(&兎田颯太郎)
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兎田士郎の喜憂な日常
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
本書は夢と希望と憧れをいっぱい詰め込んで
作った、笑顔がキラキラ輝くアットホーム&
ご近所ドラマです。主人公が大事件を解決す
るのではなく、そうなる前の小さな事件を解
決できたら一番ハッピー&ピースかな、と♪
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*

 あとがきページのない文庫なので、内容はここで触れようかな……と思って書いた1作目のカバーコメント。
 本書(シリーズ)テーマというかコンセプトです。

 大事になる前の小事で解決。
 この大事、小事もメンタル的には感じ方に個人差があるので難しいところですが、書き手の基準としては、

・人が死なない
・再起不能になる人が出ない
・問題の根底を明確にして解決する
・許し合える
・前向きになれる
・最終的に笑い合える

――などなど。

 捕らえ方によっては「フィクションなのに生ぬるいオチ」と感じられることもあるかと思いますが、このシリーズの中で私たち(颯太郎のキャラ思想設定込み)は、どんな立場の子供(また大人)であっても、取り返しが付かないほどの不幸になるようなオチを書くつもりは〝今のところ〟ありません。

 なぜなら、キャラノベだからとかライトだからとかそういうことだけではなく――
 士郎には「自身の言動のすべて記憶に残り続けるから」です。

 彼はそういう設定で、生まれながらに苦楽を同時に得てしまい、一生涯自身で解決していかなければならない主人公です。
 諸刃の剣ではないですが、信じた正義を貫く、誰かを正すって、その側にも揺るぎない信念や覚悟が必要であったり、また責任も伴うもの――。
 なので、後悔や反省を促した相手に対して、一生赦されないほどの題材や罪を扱うこと自体が、この世界観ではないかな……とも思って。

 まあ、基本は性善説が軸ですね。
 ぶっちゃけ、命(タマ)を取り合うような物騒話は、極道もので書けばいいし!(笑)

 とはいえ、個人的にはいろんなところで作品に触れておりますが――。

 最初はドラゴンソードの三部作から始まったものであったり、士郎ではなく士郎っぽい子で書こうかな~と思っていたのにこうなったであったり。
 兎田颯太郎単独デビューのつもりだったけど……あれ? で、このWネームになったりで、想定外なことも多々ありました(笑) 

 なので、1冊目の(執筆から二年後の)あとがきとしては、この三点を軸に解説してみます。


・ドラゴンソードの三部作から始まった。

 きっかけは、同人誌で書く予定で作ったプロットでした。

 ☆子供編(カードバトル対決で騒動! 本編に入っているやつです)
 ☆大人編(製作販売企業サイドの戦略物語)
 ☆異世界編(完全オリジナルファンタジーのストーリー)

 まあ、同人誌予定ですから趣味丸出しです(笑)
 誰にも相談はいりません。
 思いつくまま、好き好き煩悩と好奇心だけで書く予定のプロットをせっせと作って、そして満足しがちなバターンですwww

(どうしてプロットだけで達成感を得てしまうのでしょうか!?)

 ただ、それでも子供編は表紙まで作っていたし、次のイベントで発刊だ! まで、珍しくすすめておりました。
 けど、その作業の狭間で「兎田士郎」の本を出していただくことが決まりまして――
 でも、最初はこれはこれで、カードバトル編は同人誌のはずでした。
 あとに企業編だファンタジー編だと控えていたので、混ぜるつもりはまったくなかったのです。

 ――が、いざ本作を書き始めたときに、どうしてもネタ的なバランスが悪く感じられてならなかったのですよ(^^;)

 お手持ちの方は、最初のバトル編がないところから始まるお話を想像してみてください。
 これはこれで「家族の物語」「学校の物語」「ちびっ子ワンワン物語」だとは思いますが、ぶっちゃけ「それだけ」です。

(いや、本来はこれだけで成立させるべきなのですが……)

 しかも、日常ベースがゆえにリアルに重さが増す。
 士郎はある一定の重さを持って書きたいキャラでしたので、そこはいいのですが……。
 それにしても、自分らしいはっちゃけというか、ド派手なおかしさ(ここ、自分的に重要)がどうも足りないな――と。

 結果としては途中から提出したプロットを変更(大問題!)させてもらって、「日常にカードバトルを融合!! ついでにオムツポコンだ!」ってことで、ああなりました(^^;)

 ええ――おかげさまで予定ページをぶっちぎりです。
 担当さんが「バトルが面白いです!」と言ってくれなかったら、どうなっていたことか……。
 今はひたすら規定ページ内に収めることを目標に、話の構成なんかを考えております。


・士郎ではなく士郎っぽい子で書こうかな~と思っていたのにこうなった。

 コスミックさんにコスミック文庫αのシリーズが誕生したときに、私も書いてみたいな~と単純に思いまして、簡易企画書的なものをつくって送りましたww

 すでにセシル文庫さんで大家族を書かせていただいてますので、「劇中劇的に兎田颯太郎が執筆したラノベ」って感じで「士郎みたいな子が大活躍する話」ってどうでしょうか? と。

 ええ。話のプロットがどうこうではなく、もっと大枠なところからの企画ですねwww
 こういうの大好きだし、書いて送るまでならチャレンジャーですので、バンバンやります(笑)
 起用するかどうかは相手次第ですが、アイデアを見てもらわないことには、始まりませんので。

 で――面白そうですね! と言って貰って、お仕事一本ゲットいたしました。
 ただ、この時点では「兎田さんが書く士郎っぽい子の話」ですから、今の士郎本の企画ではありません。

(なので、ドラゴンソード企画ともまったく別物だった!)

 しかし、改めてプロットを作り初めて、当たり前のことに気付きました。

 士郎っぽい士郎以上のキャラクターなんて、今更作れると思えないな~。
 ってか、もういっそ「兎田士郎で書く兎田家の日常版企画」でもありなんじゃ!?

 この時点で再度担当さんに相談し、士郎主役が確定致しました。
 しかし、設定基本がセシル文庫の大家族派生ですが、極力そこには引っかからないような形で作れればな――と思い、スタートを「セシル文庫の話が始まる数日前」ぐらいにしました。

 そして、書き進めるうちに――カードバトルまでくわわって……と。

 
・兎田颯太郎単独デビューのつもりだった。

 デビューして当時20年。
 初めて別名義で――と思ったのは、スタート時の企画書からなるのですが。
 主役が士郎になっても、劇中劇という遊び心もありました。

 ――が、一番の目的はセシル文庫(BL)と棲み(読み)分けていただくことです。

 自分で同人誌ネタか!? それを商業でやるか!? みたいというか、それなら普通はラブ無しからの二次でエロマンスだろう! なんですが。

 まあ、これは逆輸入的な発想でこうなりましたww
(本編BL自体、すでにラブ減&ちびっ子増のリクエストも多かったのでwww)

 ただ、作業が進むうちに、兎田颯太郎名義だけだと初文庫ってこともありまして、流通や書店さんにまったく覚えがありません。
 というか、一応本編がシリーズ化しているのだから、スピンを謳わなかったら煽りもできない。

 結果――営業的大人の事情から、多少でも職歴のある日向唯稀セットにww

 私自身は
「これはもう、兎田さんから日常のネタをもらって、私が書いたってことでいいかww」 
 誰に言い訳してるんだ!? 自分にだよ! ってことになりました。

 それだけに、有り難くも増刷が決まり、二冊目の予定をいただいたときには、
「やばい――改めて設定をどうにかしなきゃww 」
 となりました(汗)


 ――まあ、そんなこんなで、これを書いている今現在は三冊目まで出ております。
 もう、いろいろ開き直った「これはこれ」な感じで(汗)

 まだまだ進化させたい士郎本ですが、どうやることやら(汗)
 いずれにしても、まずは三冊目まで、楽しんでいただけてますように――。



2018/05/26 日向&颯太郎

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